シックハウス症候群・化学物質過敏症研究の第一人者とされる
柳沢先生をお訪ねしました

柳沢先生と立石社長
笑顔が素敵な柳沢先生(右)と立石社長

柳沢先生プロフィール

  • 現在、北鎌倉女子学園中学校高等学校 学園長(前 開成中学・高等学校 校長)
  • 東京大学名誉教授
  • 元ハーバード大学院准教授・併任教授)
  • 著書に、「空気の授業」「化学物質過敏症」他



「柳沢 幸雄先生 訪問記」

令和4年11月某日。暖かい日差しの中、柳沢先生をお訪ね致しました。
柳沢先生は、現在、北鎌倉女子学園の学園長に就いておられ、教育現場にてご活躍中です。ハーバード大学院時代には、「ベストティーチャー」にも選出されたそうです。大変ご多忙な先生ですが、少しだけお時間を頂き、貴重なお話を伺う事ができました。

柳沢先生のお話の中で印象に残る事は、日常の空気がいかに大事で命に関わる存在であることを思い知らされたことです。すでに先生の著書である「空気の授業」など読ませて頂いていたので知識は持っていたつもりでしたが、直接の対話で話を聞かせて頂くと理解も深まり感銘も受け、今の時代に何が起こっているのか、何かできることは無いのかという思いにまで至りました。

その中でも毒性が高いとされる「イソシアネート」に関する内容は衝撃でした。「香害」の原因物質のひとつとされており、喘息など簡単に引き起こしてしまう物質ですが、現代社会では身近なところにいくらでも存在しており、例えば建材、家具、衣類等のウレタンに多く含まれ柔軟剤などのマイクロカプセルの材料としても使われており、これらがシックハウス症候群・化学物質過敏症などにも影響を与えているとのこと。知識としてはある程度知っていましたが、先生の説明で身近な危険性の再認識をした次第です。

「空気の授業」

VOCについては、建築基準法の改正や室内濃度指針値の策定で、13物質の規制が強化されたものの規制対象外の物質の使用が増加してしまいVOC総量としては改善しておらず、シックハウス症候群など症状を訴える人が依然として多い現状にも心配されていました。

日常生活では、日頃の換気が一番ですが、周囲の環境によっては窓を開けられないこともあり、天然のものだから安全では無いという事も、「空気の授業」で紹介されております。多忙な中でも講演に呼ばれて全国を訪問されており、実際には大変らしいのですが、社会のための活動を続けておられ、先生の活動と強い熱意に共感と感銘を受けました。私たちは独自のVOC除去用空気浄化装置の性能を更に向上させるとともに香害などで苦しんである方に喜んで頂ける商品開発を続けて行かねばと思いも新たにしたところです。


弊社には以前より化学物質過敏症の方から直接お問い合わせが増加し、実際に使用されている方が急増しています。
私もエンジニアなので原理や構造を見て理解できますし、興味もあったのですがVOCを低濃度まで下げられるということは納得できました。
他社品とは違う仕組みになっており、個人的には興味深いです。


まだまだ改善していきたい箇所もありますが・・。
確かにまだまだ改善でき進化可能な空気浄化装置だと思います。
私からもアドバイスさせて頂ければと思います。
化学物質過敏症の方がひとりでも多く体調が良くなってくれる事を願っています。
柳沢先生と西川
柳沢先生、貴重なお話を頂き
有難うございました