アイクォークと白石教授
アイクォークは、創業時より大手電機メーカーからの開発の請負と自社工場での生産請負を行ってきましたが、自立したメーカーを目指し「環境」「省エネ」「健康」をコンセプトに独自の商品開発を行うようになりました。 その後、介護施設や病院などへ向けた居室用空気清浄機の開発企画を進めていましたが、既存フィルターを使用しても規定の性能を上回るものができず他社との差別化を打ち出せずにいました。 そんな中、白石教授と出会い、教授発案の光触媒を使ったVOC分解のメカニズムを知り光触媒を使った空気浄化装置の共同研究に乗り出しました。以来、現在までの長きにわたり白石教授との開発が続いています。
九州大学 白石研究室
アイキューフレッシャーシリーズは白石文秀教授の研究結果をもとに商品開発を行っています。白石研究室ではもともと環境浄化システムの構築を大きなテーマとして研究を進めてきましたが、その成果の一つとして空気清浄機への利用が進まなかった光触媒の問題点に着目してその問題を解決してきました。白石研究室では、研究のための研究ではなく実用化を見据えた研究を行っています。
展示会場でアイキューフレッシャーの説明をする白石教授
空気清浄機ではない「空気浄化装置」
空気を浄化するための装置は通常、空気清浄機と呼ばれます。しかし、多くの機種はVOC を分解・除去できる機能を有していません。また、空気清浄機と呼ばれる製品の多くは、たばこの煙の処理を性能評価の一つとしています。アイキューフレッシャーは光触媒を使用しているため、たばこの煙に含まれるタールなどを迅速に処理することができません。 そこで、従来の空気清浄機と区別するため、私達が開発する製品を
“空気浄化装置”と呼ぶことにしました。