環境トピックス

AirNEXの開発を通じて見えてくる世界の動きをピックアップしています。

エアロゾル粒子について

昨今話題となっているエアロゾルについてですが、日本エアロゾル学会にてエアロゾルについての論文が掲載してありましたのでご紹介します。

エアロゾル粒⼦と ガス分⼦の違いは,その混ざり易さ(拡散係数)ですが,ここで紹介するのはガス分⼦に⽐ べて拡散せずに空間中に⻑く漂っている微⼩なエアロゾル粒⼦を対象にした研究です。ガス 分⼦は混ざりやすい(拡散しやすい)ですが,エアロゾル粒⼦の中でも室内にも多く存在す る⼤きさが 1,000 分の1mm(1μm)程度の微⼩なエアロゾル粒⼦はガス分⼦に⽐べれば ほとんど拡散しません。さらに、⽬に⾒える粗⼤な粒⼦とは異なり,その沈降速度も⾮常に ⼩さく,空間中に⻑く浮遊しています。この微⼩なエアロゾル粒⼦を室内から追い出すには, 空気の流れ(気流)により移動させ,排出(換気)または 空気清浄機により除去することが必要です。

エアロゾル粒子の個数濃度と浮遊微生物数には相関があると述べられており、クラスター発生しやすい病院内やライブハウスなどで空間を清浄に保つことが重要になっています。
またエアネックスには殺菌ランプが搭載されており、殺菌波長により菌やウイルスを低減できると考えられています。

北極圏からもマイクロプラスチック
マイクロプラスチックは深海の海溝、そこに住む深海生物からも発見されているというニュースは報道されていますが、 今度は北極圏のグリーンランドとアルプス山脈の雪中からマイクロプラスチックが検出されたと、ドイツとスイスの研究所からの論文に掲載されました。大気中を移動し、降雪により降り積もったものと考えられています。
 このことから、生物が呼吸により、これらの繊維質や空中浮遊性プラスチックを取り込んでいる危険性について警鐘を発しています。(既に北極の海氷中からは最高レベルのマイクロプラスチックを採取)

[原文] White and wonderful? Microplastics prevail in snow from the Alps to the Arctic
 白く美しい? マイクロプラスチックはアルプスから北極圏にかけての雪上に降り注いでいる
 <2019.8.14>


脱プラスチック
世界各地で、脱プラスチックの動きが加速しています。 小さくなったプラスチックは海に流れ出しており、海で吸着した有害物質が食物連鎖で濃縮し、 最終的には人間の体に取り込まれるという説も発表されています。
プラスチックのみの場合でも、年間に250グラム相当を人体内に取り込んでいるという 研究結果も発表されています。
体内へのプラスチック摂取、1週間にクレジットカード1枚分


ヘルプマーク
ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、 または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が援助を 得やすくなるよう身に着けるマークです。 (画像:東京都)
ヘルプマーク


スイマ(揺れるベビーベッド)の取り組み
弊社で開発しました、揺れるベビーベッドsuimaのベッド部分は、 1954年創業 国産ベビーベッドメーカーを代表する「ヤマサキ」製です。
ヤマサキでは SGマーク、食品衛生法(赤ちゃんがベビーベッドの木の枠を 舐めたり噛んだりして口に含む可能性がある)、JIS基準を達成し、 自社でさらに厳しい安全基準(シックハウス症候群の防止など)が設けられています。 その基準を達成するため、「ホルムアルデヒド」「トルエン」「キシレン」といった 揮発性の有害物質を一切含んでいない安心・安全な塗料・接着剤を使用しています。 ヤマサキBLOG
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