Pick up! 光触媒について
 
触媒(しょくばい)とは?
    触媒とは、反応の前後でそれ自体は変化することなく、特定の化学反応の速度を速くすることができる物質のことです。
下の図では、赤い飴玉が水に溶ける過程を化学反応として考えています。触媒がない場合(撹拌しない場合)、飴玉はなかなか水に溶けません。しかし、触媒がある場合(撹拌する場合)、飴玉はよく溶けます。このとき撹拌(触媒)が、飴玉の水への溶解を手伝っています
 
    中濃度イソプロパノール処理  
光触媒とは?
    光のエネルギーを使って、自分自身は変わらないまま、他の物質の化学変化の速度を速くするものです。
主に利用されている光触媒は二酸化チタンで、いろいろなことへの利用が検討されています。二酸化チタンは白い粉末状で、人体への影響がほとんどないといわれており、古くから化粧品や食品の着色料などに利用されています。
 
     
光触媒のしくみ
    紫外線(UV)が当たると、二酸化チタンは電子を放出します。また、電子を放出した後には正孔と呼ばれる、プラスの電荷を持つものが現れます。放出された電子と正孔は不安定で、周辺にある物質に作用したり、すぐに元の状態に戻ったりします。二酸化チタンへ紫外線を連続的に照射するならば、このような変化は半永久的に繰り返されます。  
     
     
    放出された電子(マイナスイオン)は周囲の酸素へ作用して、O2- (活性酸素:スーパーオキサイドイオン)を生じます。この活性酸素はプラスの電荷を持つ正孔に引き寄せられ、光触媒の表面に留まるので、周囲の空気中を浮遊することはありません。  
     
     
    正孔(プラスイオン)は周囲の水分(H2O)から電子を奪います。これにより水酸化ラジカル(・OH)が生成します。これも正孔に引き寄せられ、光触媒表面に留まります。    
     
     
    活性酸素と水酸化ラジカルはVOCを分解したり、ウィルスを死滅させたりします。    
     
     
    分解されるとき、VOCは酸素と結びつきます。    
     
     
    結果として、VOCは安定的で無害な水(H2O)と二酸化炭素(C02)になります。    
     
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